ざぶんログ
2011年度


福岡県地区の表彰式を開催しました。(2012.2.26)
今年も八女市黒木地域交流センターで、福岡県地区表彰式が開催されました。今年でこの地区表彰も5回目を迎え、今回は九州ブロックの表彰として、宮崎県の入選された方もご来場いただきました。
福岡県知事賞に選ばれた、八女市の小学生、仁田原楓羽さんら12名に福岡県地区の各賞が渡されました。そのほか地区の特別表彰として、矢部川ざぶん環境賞と文化賞も用意され、24名の皆さんに賞が贈られました。
冒頭、選考委員長の安部龍太郎さんは、大災害で皆さんの暮らしが変貌する中、年々この地に広がっている活動を一層広めていただきたいとあいさつされました。
アトラクションとして、黒木町で活動されているぐるーぷジオジオの皆さまによる楽しい紙芝居の上演がありました。
イラストレーターのコジマナオコさんのイラストのグッズができました。
「ざぶんアーティスト」のイラストレーター コジマナオコさんプロデュースしたオリジナルイラストのトートバッグとブックカバーができました。
福岡県地区表彰式の受賞者の皆さんに贈られました。やさしい和風のイラストのこれらグッズは、倉敷屋さんのコジマナオコシリーズとして販売され、たいへん人気の商品です。
今回特別にざぶん賞オリジナルイラストを手がけていただき、完成しました。
倉敷屋さん www.kurashikiya.co.jp/



ざぶん賞kidsマイ・アート展&山梨地区表彰式(2012.2.19)
2月19日(日)午後2時~4時 甲府市中央部市民センター県内4名の入選者が表彰され、山梨県知事賞(ざぶん環境賞)受賞の八巻貴哉さんが受賞作品の朗読をしました。
また、ざぶん賞山梨実行委員会功労賞として、「フロンティアアドベンチャーやまなし少年海洋道中参加者一同」が表彰されました。
同時に環境セミナーとして「クマさんと森のお話」日本熊森協会山梨支部のみなさんによる紙芝居、食育セミナーとして、野澤鯛損氏による講演、また山梨英和大学「1LDK」のみなさんによるアカペラコンサートも開催されました。
横浜海上保安部

 

福島海上保安部
海上保安部表彰式を開催
2011年度の海上保安部表彰式が各地で開催されました。
各地区では表彰状を受賞者に学校で渡されたり、また神奈川県では横浜海上保安部で伝達式が行われました。

2012/1/14・1/31 うみまる賞福島
2012/1/16・1/24 うみまる賞新潟
2012/2/5 うみまる賞福井
2012/2/6 うみまる賞横浜
2012/2/26 三池海上保安部長賞
2012/2/28 うみまる賞名古屋


入選作文が中学校道徳の教材に作品が採用されました。
2010年度、環境賞に入選した、福井県坂井市の中学生平田真由さんの作文「命の大切さ」が、今年の道徳の教材「キラリ☆道徳」(正進社発行)に採用になりました。
中学校1年生向けの冊子の中の『生きるってどんなこと?』という項目の中で掲載されています。小学校時代、身近なアサガオを育てたことで、生きること、そして命のはかなさを知ったことを素直にまとめられた作品です。
http://www.seishinsha.co.jp/book_c/



福井県地区表彰式を開催(2012.2.5)
坂井市のみくに文化未来館で、福井県地区の表彰式が開催されました。
福井県からは毎年多くの作品が応募され、はじめに昨年福井県で入選した坂井志の中学生 平田真由さんの作品が、教科書の副読本に採用されたことが紹介されました。
実行委員で画家の西のぼるさんがご挨拶。その後福井県知事賞に選ばれた坂井市の小学校3年 坂ノ上ゆいさんら7名の小中学生にそれぞれ賞が渡されました。
それぞれの作品が朗読され、最後に恒例となっている三国中学校の皆さんによる合唱が行われました。


北関東地区表彰式開催。今年は東北の皆様も出席。(2012.1.14)
栃木県総合文化センターで表彰式を開催。今回は東北の受賞者の皆様にも参加いただきました。はじめに代表して実行委員会理事で工芸作家の林 香君さんがごあいさつ。栃木県知事賞に選ばれた、宇都宮市の中学生 郷間 響さんら10名の受賞者に賞が授与されました。
今回は先の全国表彰式に参加できなかった、宮城県の小学生 鈴木愛実さん、村上陽聖さんや山形県の小学生 佐藤優樹さんも出席。鈴木さん、村上さんは、朗読会では3月の津波で被災した経験をつづった文章を元気よく読みあげました。
団体への感謝、学校に工芸作品を授与。(2012.1.14)
毎年北関東地区では、事業に協力いただいた学校や団体に感謝し、林香君さまが制作した作品をお渡ししています。今年は宮城県女川市立第2小学校と茨城県東海村立東海南中学校の2団体様を選定し、参加いただいた代表の先生に林さんの作品「海の声」が渡されました。
ざぶん塾、ざぶん奏を開催(2012.1.14)
ざぶん塾は、「熊マタギの話~いただきますの心~」と題して、伝統猟師の植木 功さんがご講演。昔からマタギが大切にしてきたことをご紹介。あらゆる命に対する敬意とともに暮らしてきた、里山の知恵についてわかりやすくお話しいただきました。
また、ピアニストの竹中千恵さんがご出演。受賞者の朗読の際に、その作品をイメージした旋律を創作され、奏でていただきました。


即興きり絵のパフォーマンス、ざぶん展も開催(2012.1.14-18)
授賞式の後にきり絵作家の百鬼丸さんによる即興きり絵パフォーマンスを開催しました。また、入賞作品を一堂に展示したざぶん展は、同館のギャラリーで開催。作家のみなさんのオリジナル作品も展示されました。また、宇都宮市立西小学校と栃木わんぱく地球っ子クラブの皆さんがそれぞれ協同で制作した大型の絵画も飾られました。


石川県地区表彰式を同時開催(2011.11.26)
表彰式ははじめに金沢市長の山野之義氏、および第1回目の実行委員長の馳浩氏が歓迎の挨拶をされ、石川県地区表彰式も行われました、石川県知事賞に選ばれた沖泙耀志郎さん(輪島市立門前東小学校4年)ら5名に賞が渡されました。また、入力ボランティアに協力いただいた医王病院さま、高校代表の遊学館高校の皆様に修了証が渡されました。最後に受賞者と月尾さんやアート作家のみなさんとの交流会も開催されました。

ざぶん塾、月尾嘉男さんの講演、ざぶん賞金沢展開催(2011.11.26)
水の大切さや問題について、東京大学名誉教授の月尾嘉男氏(当会実行委員長)からご講演をいただきました。切迫している水の地球規模の水問題をわかりやすく説明されました。今回は3月11日の災害で、奇跡的に崩壊しなかった神社や岩石など、祀られてきた場を示され、祖先の知恵をあらためて再認識し、日本の再生に向けての提言をいただきました。
また入選作品展が石川県四高記念交流館で3日間開催されました。


ざぶん賞2011表彰セレモニー(2011.11.26)
今年で10回目を迎えたざぶん賞。全国表彰式が金沢市のエクセル東急ホテルにて開催されました。今回は3月の大震災に関する内容の作文が多く、それぞれ暮らしている環境で、この事実を考える機会となったようでした。今年、大賞に選ばれたのは稲垣颯一郎さん(秋田県横手市増田小学校4年)。稲垣さんは福島県の波江町の小学校の生徒でしたが、被災され、親戚のおられる秋田県の学校に転校し作品を書かれました。準大賞には都丸和佳乃さん(沖縄県那覇市立松城中学校1年)さんら6名が、そのほかざぶん環境賞・文化賞に選ばれた皆様に副賞のアート作品が贈られました。選考委員長の安部龍太郎さんが講評を述べられました。

京都でざぶん展開催。紙芝居も加わりました。(2011.7.16~18)
3日間ざぶん展(2011年度入賞作品店を開催しました。新たな試みとして、京都在住の画家殿村栄一さんが、入賞作品を紙芝居にすることにご協力いただきました。
選ばれた作品は、蒲郡市小学生の吉見柚香さんの「命の水」(昨年準大賞受賞作品)です。読み手は竹内美佳さんにお願いしました。これからも京都ならではのマンガや映画など、多彩な表現の可能性を探っていきます。

 
京都でざぶん塾、ざぶん奏開催(2011.7.16)
京都に夏を告げる祇園祭。その期間中イベントを開催しました。今年と同じような東北大津波と地震が起きた年(868年)に、その鎮魂を目的に始まったのが祇園祭だそうです。
ざぶん賞は今年で10年目、次のステップの第一歩がその京都です。賛同される皆様が集まり「京都ざぶん塾」が発足し、記念事業を開催しました。
海の生物を守るため森の維持が大切であることを訴え、活動されている第一人者の畠山重篤さまに登壇。特に森が育む「鉄」の重要性について、さらにご自身の住まわれる気仙沼の漁業の再建が進まない中、今回の震災再建は杉の木を消費する、つまり森を再生するチャンスでもあると訴えられました。
講演後、新刊本 「鉄は魔法使い」の紹介、サイン会がありました。

会場:京都こども会館
NPO法人 森は海の恋人 www.mori-umi.org
ハンサムケンヤさんらがライブ。ざぶん賞のメッセージソングも披露
京都ざぶん塾は立命館大学の学生が多く参加しています。学生や卒業生の皆様に広く声をかけてざぶん奏を開催。ジャグリングの日本記録を持つ酒田慎吾さんのショーや、ミュージシャンのハンサムケンヤさんらの演奏を行いました。ハンサムケンヤさんに創っていただいた、事業のメッセージソングも披露。

ハンサムケンヤさんのサイト www.handsomekenya.jp
作家の森まゆみさんが選考委員に。(2011.6.27)
皆様の文章の、最終選考委員に、今年から新たに作家の森まゆみさんがご協力いただくことになりました。森さんは現在東日本大震災の復興支援にも現場に何度も足を運ばれ、実態調査や協力を惜しまず活動されています。また、自然・文化遺産復興支援プロジェクトの委員としても活躍されています。

森まゆみさんのプロフィール
東京生まれ。早稲田大学政経学部卒、東京大学新聞研究所修了。
出版社勤務をへて1984年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』通称谷根千を創刊。
町の歴史を掘り起こし、聞き書きで定着する。楽しく町に住む方法を広め、谷根千にはたくさんの人がやって来て、文化活動も盛んになった。それによってNTTタウン誌大賞、サントリー地域文化賞など。無秩序な開発に異を唱え、上野の奏楽堂、赤煉瓦の東京駅、その他地区内の民家の保存・活用に尽力。それによって日本建築学会文化賞を受ける。
著書に『谷中スケッチブック』『不思議の町根津』『谷根千の冒険』『東京遺産』『鴎外の坂』『即興詩人のイタリア』など。現在は谷根千の四半世紀に集めた資料を『記憶の蔵」として準備する一方、キキガキストとして、また映像による地域の記録を続ける。
2007年、原田病にかかり、自己免疫疾患とステロイドに付いて勉強中。

谷根千ネット www.yanesen.net
ご本人ブログ www.yanesen.net/mayumi/