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北方謙三 作家
北方謙三

海の育むもの
子供のころ、海のそばで育った。思い出すと、きれいな海だ。あの海は、確かに私の精神形成に、いい影響を与えてくれたと思う。いまの子供たちにも、汚れていない澄んだ海を見せてやりたいと、心から思う。
●Profile
1947年、佐賀県唐津市生まれ。
血液型A型
中央大学法学部法律学科卒業。
81年 『弔鐘はるかなり』を集英社より出し 肉体を中心にした新しいハ−ドボイルド小説を目指す。83年『眠りなき夜』(集英社)で第一回日本冒険小説協会大賞、第四回吉川英治文学新人賞を受賞。84年には『檻』(集英社)が第二回冒険小説協会大賞を85年に『渇きの街』(集英社)が日本推理作家協会賞、『過去・リメンバー』(角川書店)で角川小説賞を受賞。89年 南北朝期九州を舞台にした『武王の門』(新潮社)を著し、歴史小説の分野へと挑む。 91年歴史小説の第二作 『破軍の星』(集英社)で柴田錬三郎賞を受賞。96年『三国志』の書き下ろしをはじめ 98年10月完結、全13巻。2002年6月現在で138作出版。このうち『逃がれの街』『友よ、静かに瞑れ』『黒いドレスの女』『棒の哀しみ』『渇きの街』『明日なき街角』が映画化、『水色の犬』『標的』がビデオシネマ化されている。最新刊は『水滸伝七 烈火の章』(集英社)。趣味は車の運転。現在マセラッティ3200GT、マセラッティスパイダーを気分によって乗りわけている。アメリカ スペイン モロッコ フランス 東ヨーロッパ カリブ海 西アフリカ 東南アジアなども車で旅行し『疾走の夏』『遠く、ただ遠く』『国境流浪』など旅記として発表。写真撮影にも凝っており、海外取材にはカメラを手放さない。90年に椎名誠,立松和平,夢枕 獏らと写真展を開催し、好評を博す。92年初の写真集『黒き肌への旅』(学習研究社)を出版。集英社の神尾シリーズのハードカバー装丁写真はすべて撮影。93年小型船舶一級免許を取得。仕事の合間には海をクルージングし、ひたすら大物を釣り上げることを目指している。2000年より直木賞選考委員。


大沢在昌 作家
大沢在昌

海は大きい。海は深い。海はやさしい。そして海はこわい。
海からはさまざまないきものが生まれているが、物語もまた、たくさん生まれている。私が海を好きなのは、大きくて、深くて、やさしくて、こわいから。
つまり、海にはすべてがあるからだ。
●Profile
1956年、名古屋市出身。
慶應義塾大学中退。
79年、第1回小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー。86年、「深夜曲馬団」で日本冒険小説大賞最優秀短編賞、91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞と第44回日本推理作家協会賞長編部門、94年「新宿鮫 無間人形」で第110回直木賞、01年「心では重すぎる」、02年「闇先案内人」で日本冒険小説大賞を連続受賞。最新刊は、「ザ・ジョーカー」(講談社 2002年4月発売)。

【公式ホームページ】
大極宮 http://www.osawa-office.co.jp/


桑名幸一 海洋ジャーナリスト
NPO法人ニューパブリックマネジメント協会
桑名幸一

「さんずい」に「ちまた」が寄り添って「港」という字ができました。
人が集まる水辺、そんな願いがこめられています。
しかし、見渡す港はコンクリートに囲まれ、人が集まりやすい環境とはいえません。
子どもたちの作品が生み出すパワーは、港に憩いの空間を増やすきっかけになるでしょう。作品、待ってるよ!
●Profile
1954年、横浜市生まれ。
雑誌編集者を経て、現在、海洋ジャーナリスト。プレジャーボートの利用振興、マリーナなどの係留保管施設の整備・管理運営手法、FRP廃船リサイクルシステムなどをテーマに活動を続ける。
国土交通省(海事局・港湾局)や水産庁の委員のほか、マリンジャーナリスト会議の副座長を務める。
また、地方公共団体の公会計の手法、PFI(民間事業者の資金と経営ノウハウを導入した公共事業の新手法)、TLO(産学協同による技術移転)の促進などを活動目的に、NPO法人「ニューパブリックマネジメント協会」(東京・墨田区)を設立し、常務理事を務める。
横浜市在住。